【サビナイフ シャークレイ】釣った魚の血抜き専用ナイフに!

釣った魚をおいしく食べるために、釣った直後の処理ってとても大事ですよね。釣り場でできる処理としては、以下の3つが挙げられます。

① 血抜き

② 脳締め

③ 神経締め

この3つを実施すると、魚の身の鮮度劣化などを防ぎ、釣ってから時間が経過しても美味しく食べることができると言われています。

とは言うものの、なかなか3点全てを実行できるかと言うと、・・・・・・ですよね…(;^_^A

しかし、脳締め、神経締めは無理だとしても、必ずやらないといけないのが、血抜き。血は生臭さの要因ともなるため、これだけはやっておかないと、少なとも刺身では食べられなくなると思います。

釣った魚の処理として絶対に必要な血抜き作業。道具の重要性としては見落とされがちだけど、できれば確実にしっかりと、そしてスピーディに作業できるナイフが欲しいですよね。

そこで今回おすすめするのが、”サビナイフ シャークレイ

今回は、私が購入したサビナイフ・シャークレイについて、使用感をインプレしたいと思います!

サビナイフとは、古来からの刃物の町・岐阜県関市の刃物メーカー「ジー・サカイ」が生産しているナイフ・シリーズ。ジー・サカイは、1947年の創業以来、ポケットナイフで高い実績のあるメーカーで、関市の伝統技術を生かしつつ、切れ味と使いやすさで定評のあるナイフを展開しています。

※上の写真:梱包の箱にデザインされたお侍さんの絵が印象的で、刀の伝統を物語っていますよね。

中でも、錆びにくさを特徴としている「サビナイフ」シリーズ。錆びにくいため、基本的にはどの製品も釣りやアウトドアなどにおススメだと思います。そのサビナイフシリーズの中で、血抜きにおすすめしたいのが、「シャークレイ」という製品。

シャークレイは、メーカーからも「活け締めで大活躍」と謳われており、まさに魚の処理のために生産されたナイフと言ってもよいでしょう。

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 特徴は?                     

まず最大の特徴は、日本刀のような曲線ボディであること。これは普通のナイフでは見られませんね!このようなボディから、以下のような特徴が挙げられます。

① 刃が逆についている(”さかばとう”のような)

最大の特徴は、曲がりの反対側(内側)が刃になっていること。ある映画でも有名になった、「逆刃刀(さかばとう)」ですね(笑)

曲がり内側の先端部が非常に切れ味のよい刃になっています。(写真)

これが、血抜きを容易にする最大の特徴です。

血抜きはエラを切る、つまり、エラの根元にある太い血管をも切ることで行います。エラにナイフを入れ、その奥にある血管を切るため、本来であれば、エラを下から上に切り上げる動作が最も血管を確実に切る方法です。

しかし習性なのか、なかなかナイフを逆に使うという動作に慣れていない。従って多くの場合は、ナイフをエラの上の方から入れて、下に切りおろしていっているのではないでしょうか?

それでも血抜きは成功するし、私もこのナイフを購入する前はそのようにしていました。しかし、たまに切れていないこともある... あるいは、切れているか不安になって、同じところを再度切ってみる。(;^_^A

このような、普通のナイフが持つ課題を克服したのが、このシャークレイなんだと思います。曲がりの内側に刃が付いているため、なんとなく上に切るのが違和感がない。(表現へたくそですみません(;^_^A )

また、先端部が短い真っ直ぐな刃になっていることから、エラにナイフを入れて少し上に切り上げただけで、ピンポイントで血管に当たりやすい形状だと感じています。

切れ味については、これは間違いありません! 写真のブリは、エラだけでなく、尾びれもシャークレイで切り落としましたが、これまで使っていたナイフよりもよく切れました。

② ギザギザ刃

もう一つの特徴が、鋭い歯の下にあるギザギザの刃。

血抜きをした際、エラの幕をエラ蓋に沿って切ることで、より血が抜けやすくなると言われています。そんなときに役立つのが、このギザギザの刃。

先に上を切って血管を断ち、今度はエラ蓋に沿って刃を入れていきます。こうすることで、血がエラ周辺に留まることなく、スムーズに排出されるように思います。(実際にそのような気がします!)

 他にできることは?                   

以上、いかに血抜き作業に適したナイフであるかを、拙い説明ではありますが、解説させていただきました!

では、他にはどんなことができるでしょうか?

先ほど、ブリの尾びれを切り落としたとお伝えしましたが、大型魚の尾びれ部分を切り落とすことも、もちろんできます。

それだけでなく、もう一つの処理、脳締めもこのナイフでできるんです。

脳締めは、脳のふもとにある神経を断ち切ることで、魚の動きを止め、身を弱らせない効果があります。神経の部分をピンポイントで突く必要があります。

切るのではなく、突くと言った方がよいでしょう。シャークレイは、ちょうど突き刺しやすい角度に刃が向いている。これが脳締めをやりやすくする秘訣です。これも逆刃刀のメリットですね! 

また、実際に触れたら分かるのですが、ナイフというよりは出刃のような厚みを帯びたボディであることも、脳締めをしやすくしている特徴だと思います。

脳締め工具は、通常であれば太めのピックなどを使用します。つまり脳締めは、切るというよりは、突き刺す強さが必要とされます。それゆえ、シャークレイの厚みを帯びた形状が、他のナイフよりも脳締めをしやすくしているんです。

 付属品もかっこいい!               

付属品として、カバー及びベルト装着用アイテムが付いてます。これがまたカッコいい。

カバーは、メーカーいわく、「軽くて衝撃に強いグラスファイバー強化ナイロン」とのこと。確かに、軽くて頑丈であることは間違いなさそうです。

カバーは刀を鞘に納めるような感触?があります(笑)

私はライフジャケット中心でベルトに装着しないので、カバーだけしか使っていませんが、例えばウエストバッグのベルトなどに装着してもよいかもしれません。

ちなみにこの装着フック、装着時の角度を自由に調整できるようになっているようですよ!しかも、装着自体はワンタッチで取り外しできます。

 最後に                      

サビナイフ シャークレイ

いかがでしょうか?

カッコいいだけでなく、実戦でも役に立つ。確かに釣り場でしか使わない道具ですが、それゆえに、釣行の相棒のひとつとして、末永く使っていきたいと思ってます。

メーカーサイトでも、「使い込むほどに味が出る」と謳われていますし、できれば他の釣具と同様に、よき相棒にしていきたいな…

また、日本の刃物の伝統技術を纏っているところが素晴らしいと思っています! こういった伝統技術を、釣りという、ポピュラーかつ普段使いできる場で活躍させられるところに、何か大きな意義も感じます。

活け締め専用ナイフ、シャークレイ。よければ釣りのお供にぜひ!

ちなみに、ふるさと納税でも取り扱いがあるようですよー(^^

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