ロックショアウェットブーツ(シマノ)を1年間使用してみた!

ウェーディングも想定し、「濡れない磯靴」ではなく、「濡れても気にならない磯靴」が欲しくて購入した”ロックショアウェットブーツ(シマノ)”

購入から1年が経過したので、改めて、その性能やコスパなどをレビューしてみたいと思います。

※あくまで個人的な感想ですので、参考程度にご一読くだされば幸いです。

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まず前提となる釣行頻度ですが、青物オフシーズンは毎週末の朝夕。トップシーズンだと、毎週末の朝夕に加え、平日は週3,4日、出勤前に1時間ほど行ってます。かなりの釣行頻度かと思います。

使用後は横着してそのまま(^_^;)、月に一度、しっかり洗うようにしてました。

●耐久性

先ほど述べた通り、かなりの使用頻度です。

写真の通り、著しい破損はありません。

何よりも有り難いのは、ソールの剥がれが全く起こっていないこと。これはかなりポイントが高いです。

磯場によっては、かなり鋭くて歩くのも痛いようなフィールドも行きますが、細かな傷が付く程度で済んでいます。

これは、底部を覆っているプロテクト用ラバーによるところが大きいです。

このゴツいしっかりとしたラバーは、このロックショアウェットブーツの大きな特徴のひとつだと思ってます。これがあるからこそ、肝心の足首から下部分はしっかりガードされ、ソール剥がれを防いでいます。

ウェット素材である「柔」、そしてがっちりとしたラバーである「硬」。このふたつの要素を兼ね備え、動きやすくて頑丈な靴になっています。

耐久性については、かなり高いと評価しています。

●疲労感

もう一つ、ロックショアウェットブーツを選んだ理由として、疲労感軽減がありました。ウェット素材であることと、屈伸性のある「カットラバーピンフェルト」の採用ということで、軽さ・動きやすさを期待しました。

これはもう期待通り、実際に動きやすいです。

どうしても磯靴は、頑丈な反面、固さも出てきてしまいますが、このブーツはその柔らかさが武器になってます。

ウェット素材であることから重そうな印象はあるものの、実重量も一般的な磯靴と大差なく、さらに動きやすさを実装している分、他の磯靴と比較しても疲労感は少ないと感じています。

●コスパ

僕はだいたい、6,000円程度の安価な磯靴を何とか1年持たせていました。ロックショアウェットブーツの価格帯はその2〜3倍なので、2年から3年は持ってほしいものです。

これまで使い捨て感覚で使用していた磯靴(1年後)

ロックショアウェットブーツ(1年後)

今ちょうど1年使いまくったところで、実際にかなりハードに使ってきましたが、それでも大きな破損がなく、もう1年は余裕で持つのではないかと思ってます。

ですので、コスパもかなり良いと評価しました。

●デメリット

デメリットとして挙げられるのは、最大の難点である、ソールの交換ができないこと。

今のところ、ピンフェルトにそれほどの機能低下は感じていません。

先端はやや丸くなっているような気はするものの、しっかりと出ています。

とは言うものの、いつかはすり減ってしまうので、2年後とか3年後を目安にスパイクピンの状態を優先して検討する必要はあるかもしれません。

結論

僕はこれまで、何万円もするような磯靴の購入に対して、費用対効果への懸念なありました。つまり、何万円も出したのに、わずか2年もしないうちに壊れてしまったらどうしようという心配です。

ロックショアウェットブーツの場合、今一年使って、さらにもう一年、少なくとも合計2年以上は使用可能と考えると、この価格帯でその費用対効果は決して小さくないと感じています。

また、懸念のスパイクピンすり減りについてですが、靴自体はそうそう簡単に壊れるとは考えにくいため、もしピンがすり減って機能性が低下してしまったら、例えばサーフでのウェーディングに使用するなど、まだまだ長く使うことは可能だと思います。

僕としては、ロックショアウェットブーツ、耐久性、機能性、コスパなど総合的に考えて、とても優れた磯靴であると評価できると思います。

まあそれだけでなく、ウェットブーツであるという、一般的な磯靴とは一線を画す存在感、その機能性に裏打ちされたカッコ良さが、何よりの魅力なんですけどね~

ロックショアウェットブーツ、丸一年使ってみて、、、、、やはりおすすめです。